技術コラム

2026.07.07

工場エアー配管の圧力低下と転倒リスク!天井配管で解決

工場エアー配管の圧力低下と転倒リスク!天井配管で解決

はじめに

「工場の奥にあるコンプレッサーからエアーを引くと圧力が足りない」「床を這うエアー配管のホースが邪魔で転倒リスクがある」とお悩みの保全担当者様は多いのではないでしょうか。
本記事では、金属加工業の現場で実際に生じていたエアー供給の課題を例に、アルミ製配管を用いた天井からのエアー配管新設工事による解決策と、そのメリットについて解説します。実際にタナカ善が対応した施工事例もあわせてご紹介しますので自社の現場改善を検討する際の参考にしてください。

工場におけるエアー配管のよくある課題と原因

工場内で機械を増設する際、エアー配管の延長に伴う圧力低下やレイアウトの悪化が大きな課題となります。特に奥行きのある工場では最奥部のコンプレッサーから手前の機械まで長いホースを取り回すため、圧力損失が発生しやすくなります。
さらに床を這うホースは作業スペースを圧迫するだけでなく、次のような安全面のリスクも抱えています。

・作業員のつまずきによる転倒事故の原因になる
・フォークリフト走行の妨げとなり、接触や踏みつけによる配管損傷を招く
・ホースの取り回しが増えるほど、接続部からのエア漏れが発生しやすくなる

「今は何とか使えているから」と後回しにされがちですが、圧力不足は加工精度やサイクルタイムの低下に直結し、床のホースは労災リスクとして常につきまといます。生産性と安全の両面で、早めの対策が有効です。

▼ 同じような課題を解決した事例があります
タナカ善では、金属加工業をはじめとする各種工場で、エアー不足やホースによる動線の課題を数多く解決してきました。実際の改善内容は金属加工業の施工事例施工事例一覧でご覧いただけます。

天井へのエアー配管新設による具体的な解決策

これらの課題を解決するためには、エアー配管を床から天井へ移行し、供給網を最適化する手法が極めて有効です。既存の天井構造を利用して配管を集約することで、床面のホースを完全に排除できます。
これにより、フォークリフトの走行や作業員の動線が明確になり安全かつ広々とした作業空間を確保できます。また出力先の系統を整理・延長することで、各機械へ必要な圧力を安定して維持できるようになります。単なる「配管の引き直し」ではなく、増設計画や将来のレイアウト変更まで見据えて系統を設計することが、長く使える供給網づくりのポイントです。

アルミ製「エアライナー」を用いた配管設計

天井配管の施工において推奨されるのが、日東工器製のアルミ製かんたん配管「エアライナー」の活用です。従来の鋼管とは異なり軽量なアルミ製であるため、既存の建屋や天井構造への荷重負担を最小限に抑えることができます。
さらに内部で錆が発生しない特性を持つため、クリーンなエアーを長期間にわたって機械へ供給し続けることが可能です。精密な金属加工機械では、配管由来の錆やダストがトラブルや加工不良の原因になることもあるため、クリーンなエアー供給は品質向上にも大きく貢献します。
こうした資材の性能を最大限に活かせるかどうかは、現場に合わせた系統設計と施工品質によって大きく変わります。配管径の選定、分岐やドレンの配置、天井への固定方法まで含めてトータルで設計することが重要です。

▶ エアライナー活用事例についてはこちら

▼ 資材選定から施工まで、対応範囲を確認する
タナカ善では、エアー配管をはじめとする工場設備工事を、資材選定から設計・施工までワンストップで対応しています。対応可能な工事の詳細は
サービス一覧をご覧ください。「どの配管・工法が自社に合うか分からない」という段階でも現場状況をお伺いしてご提案します。

まとめ

工場内のエアー配管に関するトラブルは、生産効率の低下だけでなく、重大な労災リスクにも直結します。アルミ製配管を利用した天井への新設工事を行うことで、圧力低下の解消作業スペースの安全性確保を同時に実現できます。
株式会社タナカ善では、京都・滋賀・大阪北摂エリアを中心に、創業75年・800社以上の取引実績で培ったノウハウを活かし、エアー配管工事の資材選定から施工までをワンストップで対応いたします。「エアーの圧力が足りない」「安全性を高めたい」といった現場のリアルな声に寄り添い、より働きやすい環境をご提案します。
現場を知り尽くし最後まで責任を持って安全施工を行うことがタナカ善の強みです。「まずは概算だけ知りたい」「更新すべきか相談したい」という段階でも構いません。現場調査・お見積もりは無料で承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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